枇杷
2010.6.28付 朝日歌壇より
吊橋をかすかに揺らし猿のゆく五匹はいよう枇杷の実かかえ:(静岡市)篠原三郎
どうも「枇杷の実かかえ」といわれると、自分の身に跳ね返ってきまして、苦笑い。
やっぱり、わたしら猿なんだ。
今年は我が家のビワがいっぱいなりまして、抱えるように取り込んだのでありました。
吊橋はないですけどね。
猿は枇杷を抱えて帰って、落ち着いてから、口に放り込んでは、もぐもぐ、種をぺっ。多分ね。
同じだなぁ、私の食べ方と。
我が身を振り返らざるを得ない歌でした。
ところで、そろそろ実も終わり。
で、ビワ・ジャムを作りました。
市販品と違って、実にそもそも酸味がありますので、ジャム向き。
適当に砂糖とレモンジュースを加えてジャムにしました。
そのまま食べてもよし、パンにのせてもよし、プレーンヨーグルトと混ぜてフルーツヨーグルトにしてもよし。
最後のところを楽しんでおります。
(猿はジャムは作るまい。)
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