サル鳴き
2010.5.31付 朝日歌壇より
サル鳴きの真似する子らに尻向けて木に手ながザルぶら下がる午後:(東京都)
子らは善意なんです。動物や虫などと、ファンタジックにつながりあえると思っている。だから、大声で読んでみたり、音を立てて注意を引こうとしたりします。
これが、正直、犬猫以外の動物では通用しない。(いや、猫も幼い子は苦手だな、何されるかわからないから。)
虫さんも善意で接すれば遊んでくれると思ったり。
まぁ、仕方ないか、そうやってだんだんと学ぶのですからね。
相手を興奮させない。あたりの環境のようになってとけ込んで静かに接する。
そういう接し方を学ぶには、それなりに相手に負担もかけなきゃならないな。
サルはね、ある意味では、仲間だから。あいつらうるさい、とか思ってこっちを無視するすべも知っているでしょう。
サル山などにいくと、あまりに人間的で、辛くなります。
私らサルだものなぁ。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント