クサカゲロウ蛹化
私のこのブログは写真の撮影日と1,2週間のギャップが生じています。楽しい写真が多くてね。ですが、「緊急告知!」があります。
5月27日に「ウドンゲ」として御報告して、すぐ孵化したクサカゲロウの幼虫を飼育してきました。また書きますが、すごい食欲でしてね、6匹くらい生き残っていたのですが、もう全部は飼育しきれないと悲鳴をあげて、2匹を残して、あとは、アブラムシのいそうな場所に分散して放したのが、6月5日(土)でした。
2匹ならアブラムシの供給も大丈夫。そうしたら
6月7日
クサカゲロウが蛹化しました!!!
朝ケースを覗いたら白い「繭」がある!
チョウ目じゃないからなぁ、これを繭といってよいものかどうか分かりませんが、見れば繭。
ケースに接触した側から見ると、内部に幼虫か蛹の姿がぼんやり見えているようです。
幼虫の「雄姿」はまた時間を逆転させて後でお目にかけますが、あの幼虫は肉食性で顎が大きく発達している。あの口から糸を吐いて繭を作ったとは思えないですね。
歩行時に、腹端部を粘着させながら歩いているようでしたから、肛門かあるいはその近くの粘液腺から糸を紡ぎ出したのではないでしょうか。
翌日、6月8日。
もう一匹も蛹化しました!
しかも、どういうことか、先に蛹化したものの隣で繭を作って蛹化しました。
並んでいます。
後ろのスケールは1mm目盛りですから、二つ並んで約1cm。
これで、ひと段落ですね。
蛹の期間がどのくらいか分かりませんが、当分は見続けるだけになりました。
結構忙しかったですよ~。エサの供給は。
実は、これが見たかったんですね。
ウドンゲは知っている。
幼虫も知っている。
成虫も知っている。
蛹を知らない。
見たかったのです、この蛹の時を。
いけるかもしれない、と思ったので今回頑張って飼育してみました。甲斐があった。
ブログの進行に合わせて、幼虫時代のことは書くことにします。
羽化したらご報告します。
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