オオカナダモ
5月29日
オオカナダモの花が咲きました。
この花は以前にもご紹介したことがありますが、今回はちょっと気になって、どういう分類群に属しているのかな?とウィキペディアを調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E3%83%A2
オオカナダモ(大カナダ藻)は、被子植物門の沈水植物のひとつである。学名は Egeria densa であり、トチカガミ科に分類される。
とあって
被子植物門 > 単子葉植物綱 > トチカガミ目 > トチカガミ科 > オオカナダモ属 > オオカナダモ
だそうです。あれ、単子葉植物なんだぁ。知らなかった。
5月から10月ごろには水上に白い花を咲かせる。花は三弁の丸い花びらを持ち、よく目立つ。
雌雄異株であるが、日本では雄株のみが生育している。
なるほどなるほど。雄株なのか。
南アメリカ原産で、生物の実験材料として日本に持ち込まれたものが大繁殖したものである。1940年代に山口県で野生化の記録があり、1970年代に琵琶湖で大繁茂して問題視されるようになった。低温や水質汚濁などの悪条件にも耐えやすく、それゆえ増えやすい。
オオカナダモは、もっとも細胞の観察がしやすい素材の一つである。一般に水草は陸上植物とは異なり、葉の厚みが薄く、そのままスライドグラスに乗せただけで、細胞や葉緑体が観察できる。その中でもオオカナダモは細胞が大きく、観察に適している。また、その時観察できる原形質流動も有名で、光学顕微鏡を使えば容易に流動の様子を見ることができる。そのため中学・高校の理科の実験で利用されることが多い。
そうなんですよね。ムラサキツユクサとオオカナダモは高校生物実験の定番。
私もやりましたっけ。
大学でもお世話になったな。
茎の切り口から光合成でできた酸素が小さな泡になって出るんですね。これをカウントして酸素の発生速度=光合成速度の指標として、光合成の実験をやりましたね。
光の強度と光合成速度の関係、水中の二酸化炭素濃度と光合成速度の関係、だったと思います。教養学部時代の生物実習の一つだったな。
今我が家では、ヤゴやメダカがこのオオカナダモの間を隠れ家にしながら生きています。
さて、今年はどんなトンボが羽化するかなぁ。
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