アオオビハエトリ
5月14日
クモが大きなエサを抱えている様子。
近づいてみると、アリを捕まえたようです。
クモの方は見覚えはあるけれど名前は思い出せませんでした。
あとで調べたらアオオビハエトリでした。
頭胸部の側面に青い線が入っていますでしょ、これでアオオビなんですね。
きれいですよ。
アリグモはアリに擬態しているだけでアリは食べないようですが、アリを食べるクモもいるんだなぁ、と思い「日本のクモ」という図鑑をみれば
平地~里山に多く、山地ではあまり見られない。神社、寺院の境内、公園、庭園、雑木林の周囲、草原などの地表、落葉上、倒木や石の間を歩き回ってアリを捕える。アリの多い草の葉上、樹木の幹や葉上にも生息する。アリを見つけるとアリの後から攻撃し、逃げるアリの脚を数回にわたって噛みついては離れ、少しずつ弱らせて捕える。
こうありました。そうなんだ、アリトリグモなんですねぇ。
アリは腹端から蟻酸という刺激の強い小昆虫の世界ではおそらくかなりきつい毒性のある液体を出します。
昔、生まれたてのカマキリに、餌がないからと小さな赤いアリを入れてやったら、捕まえようとしたカマキリの子がパタパタと倒れてしまい、焦って取り除いたことがあります。
そういう蟻酸をもっているので、アリってあまり直接の捕食対象にはなりにくいのかと思っていましたが、そのアリをもっぱら狙うクモがいたとは。
いろんなのがいますねぇ。
それと、さすが新海さん、細かいところまでよく観察しているものですねぇ。
改めて感心しました。
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