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2010年5月12日 (水)

おだまき

2010.5.10付 朝日歌壇より
朔太郎を吾に教えし人思う葉陰におだまきの蕾見つけて:(東京都)太田美幸

高校時代に、朔太郎の「月に吠える」の復刻版を古本屋で見つけて買い込んで読み耽った思い出があります。
「おだまき」は登場しなかったな。
どうも、朔太郎という人に関して、理解しがたい面があって、私自身はもう、朔太郎をほとんど評価してはいません。

萩原葉子 著「朔太郎とおだまきの花」という本が出ていますね。
上掲の歌の「人」は、萩原さんのことかな、とも思いますが、想像の域を脱しません。
辛い思いがします。

花に疎い私ですが、オダマキの花は知っています。
「静や静 静の苧環繰り返し 昔を今に成すよしもがな」
あのオダマキかぁ、と感心した思い出があります。

上掲の作者の太田さんは、今回の朝日俳壇にも登場しています。
吾も芽なり明るき方へと手を伸ばす:(東京都)太田美幸
 上五の言い切りが新鮮。俳句は自由に現代を吸収しつつある。

短歌・俳句と領域をまたぎ越して、表現の道具になさっている。すごいな。
のびやかでよい句ですね。

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