アブラバチ:2
5月19日午後
見れば透明ケース内に小さなハチがいます!
ケース越しなので今一歩のところで鮮明さにかけますがご勘弁を。
ふたを開けて飛ばせてしまうわけにもいかない。
興奮しましたね。初めて見る。
2mmないくらいの小さなハチです。
4~5匹いましたが、みなこの形でした。
メスには産卵管があるのではないか、とも思うのですが全部オスというのも変だし、よくわかりません。
外へケースを持って行って、外へ逃がしてやりました。
大いに繁殖してくれて構いません。無事でな、っと。
ケースに残った葉の上。
見事に穴が開いています。
去年はこれを見たんだよなぁ。
みごとに丸く切るものですね。ハチは顎で噛み切り開くのかな。
こんな小さなアブラムシ一匹でハチ一匹が育つのでしょうか?
何度眺めても不思議。
生きるってすごいことなんですねぇ。
アブラバチというのは種の名前ではありません。科あるいは亜科の名前です。
その中で寄主に応じておそらく種が細分されるのではないでしょうか。
寄生というのは、普通、非常に特異的になされます。何にでも寄生できるというわけではありません。
おそらく、それぞれのアブラムシにそれぞれのアブラバチがいるのではないでしょうか。
ほとんどすべての動物に、それぞれに特有の寄生「虫」がいます。(この「虫」は昆虫という意味ではありません。)
現代の日本ではずいぶん少なくなりましたが、ヒトも例外ではありません。
寄生とはなんとも不思議な生き方ですね。
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