アカスジキンカメムシ幼虫
5月12日
ビヨウヤナギの葉の間で発見。
結構大型の虫ですね。
見るのは初めてですが、こういう模様のカメムシの幼虫がいることは頭の隅に引っかかっておりました。
どうもカメムシの模様というのは「人の顔」っぽいのがあって、これも見方によってはニコニコ顔に見えないこともないですね。
そっと指を下側から回して、向きを変え背面全体の写真を撮りました。
色の濃い部分に虹色があって、これはその物の表面の色ではなく、表面の構造から反射する光の干渉による構造色ですね。
やだよ、といって葉の裏へ引き上げていくところ。腹部の横から腹面の模様も見えました。
パンダカメムシみたいですね。
翌13日にも同じ場所にいました。たまたま居合わせた妻に、これアカスジキンカメムシの幼虫だ、と教えたら、かなり大きいのね、と感心していました。
で、構造色を撮れないか、と敢えてピンボケにして見ました。
うまくいくと、焦点をずらした方が虹色の分光が見えることがあります。
写真左上に、少し虹色があるといえましょうか。
有名なのはタマムシやモルフォチョウですね。
でも、意外とこの構造色、普通の昆虫にもありますので、注意して観察して下さい。
大人になったらまた姿を見せてね、と声をかけておきましたが、翌日から姿は見えません。もうどこかで成虫になっているはずですね。元気でね。
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