おたまじゃくし
2010.5.24付 朝日俳壇より
よく見ればおたまじゃくしの無尽蔵:(さぬき市)野﨑憲子
金子兜太 評:蝌蚪の自然そのものの姿にのめり込んでゆく自分に思わず諧謔を覚えたりして。
金子先生、少し「俳味」にこだわりすぎじゃないかなぁ。
この句に「諧謔」はないと私は思っていますが。
おたまじゃくしが一斉に孵化すると、これはもうすごいの一言。
うじゃうじゃ。としか言いようがないですよね。
その様子に「無尽蔵」という言葉を発見して納得した。
私は素直に命を眺めたいたちです。
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