クロオオアリ(だと思うのですが)
5月21日
大きな羽アリなのです。これがうじゃうじゃという感じで一杯いる。
結婚飛行だな、とはわかるのですが、何アリなのかなぁ。
体長2cm弱はありますね。
私の知っている大型のアリと言えばクロオオアリくらいです。
で、クロオオアリということにしておきます。
すごい顎ですね。
子どもの頃よく1cmくらいのアリに指先に噛みつかせて遊びましたが、この大きさこの顎ではちょっと敬遠ですね。
ね、いっぱい、なんですよ。
かなりの見ものでしたね。帰り道、車を運転していたら、私の体にもついていたらしく、車内をこのアリが歩きまわりまして。ダメ、っと放り出しましたが、仕方ない。
ウィキペディアから引用します。太字は私がつけました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%83%AA
生活史
5~6月の雨が降ったあとのよく晴れた風の弱い日に日中を過ぎたころから夕方にかけ巣から多数の雄アリと雌アリが飛び出し、「結婚飛行」を行い交尾する。これの起こる日は各地域で1年の特定の期間(1~2週間程度)のさらに特定の幾日かに集中しており、クロヤマアリやトビイロケアリのように長期にわたって分散的に行われることはない。また結婚飛行は数県の範囲でほぼ同調しているともいわれている。交尾を行った後の雌は翅を落として地面に単独で巣穴を掘り、コロニーを創設する。複数の雌個体によって共同でコロニー創設を行うことは知られていない。女王アリによって最初に掘られた巣穴は速やかに閉じられ、中で10個程度の卵が産卵される。最初の働きアリは女王アリの体内の栄養分だけを与えられて約1ヵ月後に誕生し、その大きさはクロヤマアリの働きアリ程度と小さいが巣の口を開いて外から餌を運びこみ、女王や幼虫の世話をするようになる。コロニーは最初の冬眠に入る前までに、自然状態で10~30個体程度にまで成長する。成熟した大型コロニーにまで成長するのに4~5年を要し、女王アリの寿命である10~20年程度存続する。
オスはというと、この結婚飛行のためだけにつくりだされ生きている存在ですから、結婚飛行の後は速やかに死んでしまいます。遺伝子を混ぜるためだけの道具なのです。
もっと小さな羽アリは知っていましたが、今回のはダイナミックでした。
すごかった。
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