山菜とり
2010.4.26付 朝日歌壇より
かたくりは踏みしだかれて哀れなり山菜とりはぜんまい目当て:(小山市)内山豊子
なんだかねぇ。山菜とり、というとよい趣味、という感じですが、欲にまみれてしまっているのですねぇ。哀しい。「ぜんまい」しか眼中になくなってしまって、足元のかたくりなんか目に入らない。
(もちろん、虫なんか、眼中には全くない。みんな生きているのに。)
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