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2010年4月28日 (水)

亀鳴く

2010.4.26付 朝日俳壇より
亀鳴くや鳴くと新聞投書欄:(佐賀県有田市)森川清志
 金子兜太 評:「亀鳴く」には真偽両説があって、それぞれに味があるのだが。

朝日新聞の読者投稿欄「声」に、確かに亀の声を聞いた、という投稿もありました。
私自身は、亀という動物にあまり関心がなくって、飼ったこともないし、真偽のほどは知りません。ただ、「声」を出すための発声器官を持っていないはずですので、コミュニケーションに用いるという意味での「声」は出さないだろうと考えています。しかし、多分「音」は出せるんですよ。で、その音を「声」とするかどうかの問題なんじゃないかなぁ。

「カメのきた道」平山廉 著、NHKブックス
平山氏は化石爬虫類学が専門ですが、生きたカメもたくさん飼育なさっています。
この本の23ページから引用。

カメは一般に声を出さない動物であるが、リクガメ科の雄だけは交尾の際に叫ぶような声を出す。・・・あれは周囲の雄に対する威嚇なのかもしれない。

「亀鳴く」は俳句世界の内輪の言葉のように感じています。
内輪の言葉はなるべく使わない方がオープンでいいと思うんだけどな。

◆前にも書きましたが、上記の本で平山さんがおっしゃっていることが気にかかります。

考えてみると、われわれ人間もアフリカ原産の動物である。
・・・
最悪の帰化動物は、アフリカを飛び出して世界中に拡がった人類であることもまた確かなのである。

進化という時間の中で「カメ」を通してヒトという種をみる、という視点を与えてくれました。
ヒトが恐竜のように絶滅しても、カメはなんとか生き続けていくのかもしれませんね。
カメは恐竜の絶滅の目撃者です。ヒトの絶滅も目撃することになるのだろうか?

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