颯爽と
2010.4.26付 朝日俳壇より
風光る颯爽として忘れ物:(敦賀市)稲垣智子
稲畑汀子 評:辺りの景色も明るく、吹く風も光る春。颯爽と出掛けたものの忘れ物をした作者。春らしいうっかりが想像される。
きっと、背筋のシャキっとした方と想像いたします。
カラッと笑って、あら、忘れ物しちゃったわ、と。
軽やかな老いと察します。
どうも、物忘れの多さには、我ながらあきれる。
颯爽として忘れ物、と参りたいものです。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント