アゲハ羽化:Part1
4月8日
夕方、6時ころ。玄関の中に入れておいた飼育ケースの中でアゲハ(ナミアゲハ)が羽化していました。
冬の間、室内で羽化させてはまずいので、外に出しておいたのですが、このところ気温が上がってきて、今度は注意の行き届かない外で羽化させてはまずい、と玄関内に入れておいたものです。よかった。羽化してすぐに気が付けて。
翅はほとんど開き切っていますが、端の方がまだ完全ではない。お腹もまだ太め。
驚かせないように、そっとふたを開けて、一応の記念写真を撮りました。
同じ写真のアップです。
毛がふさふさ。
犬や猫のような感じがしませんか?
複眼に六角形の反射光。
口吻はすでに2本を合わせてストロー状の管になっています。
玄関灯を消して、暗くして、夜だよ、休んでいてね、と一晩。
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4月9日(今日)
朝の8時過ぎ。
明るくしてやりました。
ケースの外からプラスチック越しの撮影ですので、かすんでいます。
翅が体から立ち上がっていますね。夕べは、垂れていたのですが、今はもう乾燥したようです。ただ、まだ体温が低い。
10時前。外の気温も上がり始めた頃ですので、ケースをそっと外に持ち出しました。
ケースの壁越しですが、光量が多いので、上の写真よりははっきり写っています。
きれいですねぇ。完璧な美、とえるでしょう。
キアゲハと似ていますが、なにせ、ミカンを食べて成長したのですから、ナミアゲハです。
キアゲハの場合、赤い斑紋でメスということになるのでしょうが、ナミアゲハの場合は雌雄の判別は私にはできかねます。
しかしまぁ、一本のナツミカンの木の、葉を食べて成長したアゲハ、一方その実を食べて楽しんでいる夫婦、ナツミカンの木を介して「仲間」になってしまいました。うれしいですねぇ。
特別に親近感がわきますよ。
「アゲハ印のナツミカン」という話をしましたが、このアゲハちゃんが、その証人です。
さて、冬の間を蛹で過ごしたチョウたちが羽化する季節になったのですねぇ。
嬉しいことです。心躍ります。
ケースの中にはまだ蛹がいますので、そっと待つことにしましょう。
この話の続きはまだあるのですが、とりあえずご報告ということで、ここまで。
Part2,3は後で書くことにします。(どのくらい後かはわかりません。)
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