桜桃
4月2日
強い風で強引に花の終わりが来た、という感じはあります。
そして残ったのが子房。
結局、人為的な授粉はしなかったのですが、どうでしょう、虫さんたちがやってくれたのではないかな。
花が終わったら、実がなる。これが植物の基本的な生き方です。
そして、実には種があり、種をまけば、発芽して次世代の個体を作る。
植物も、動物と同じ、基本は有性生殖の生物です。
同じ生き方をしています。
寄り添ってみませんか?植物の生き方に。
◆ものすごく、太古の昔。
植物と動物の先祖の生物は一つだったのですね。
で、ミトコンドリアという酸素を用いてエネルギーを生産する装置を外部の生物と共生する形で獲得した。
その後、葉緑体という装置を獲得したものたちが、植物として分岐していった。
ね、植物と動物は、兄弟姉妹なんですね。
生殖細胞を作るための「減数分裂」というものを高校で学んだ方も多いと思います。
若干の違いはあっても、植物も動物も同じ仕組みですね。
つまり、植物と動物が分岐する前に同じ仕組みを開発していたということです。
分岐した後も、何十億年もほぼそのシステムを維持してきた。
生殖というのは生物にとってそれほどに大事なことなのです。
花を見たら、そんなことにも思いを致してみてください。
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