白山神社にて
4月9日
ツツジのつぼみが目立ってきていました。
で、いくつかのつぼみの写真を撮っていたら
こういう光景に出合ったのです。
なんだ?
右のが多分ユスリカの仲間で、すでに死んでいる、ということは比較的早めに気づきました。
ね、翅のぐあいからして、これは死んでいる。
左のが分からない。
生きているつもりで、逃げないように、とそっと写真を撮りました。
口をつけて何か吸っているような感じでしょ。
でも、だんだん変だぞ、という気がしてきた。
死んでいます。揺れても動じないし、つぼみを弾いてもじっとしたまま。
どうなっているのでしょう?
何を見ているのかがよく理解できない、という状況になってしまった。
推測↓
つぼみから甘いにおいがでている。
引き寄せられて2匹の昆虫がやってきた。
つぼみにとまった。
つぼみの表面は粘っこいのではないか。
脚がくっついてしまい、逃げられなくなった。(ユスリカ)
汁を吸っていたが、飛び去ることができなくなった。(もう一匹)
あるいは
つぼみの表面の誘因性の粘液に毒性がある。
わかんないなぁ。こういう出来事って、よく見かけることなのですか?
ご存知の方はご教示ください。
それと、このユスリカの仲間ではない方の昆虫、これなんでしょう?
キジラミとも違う。
チャタテムシの仲間かなぁ、とも思っていますが、確定出来ずにいます。
なんでしょう?
◆4月23日 追記
レンゲツツジは有毒植物だというコメントを頂きました。
ウィキペディアに記載がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8
全木にジテルペンのグラヤノトキシン(grayanotoxin)、ロドジャポニン(rhodjaponine)などの痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすこともある。牛や馬にとっても有毒なため(ウマツツジ、ベコツツジの別名はこれらの動物に害を与える事から)食べ残すので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多い。花には蜜があり、子供が吸う場合があるが、摂取させるのは非常に危険である。トルコ産蜂蜜での中毒例が報告されている。
ツツジの花を摘んで蜜を吸ってほんのり甘いのを楽しむ、というのは私もやったことがあります。いけないんですね。皆さんもご注意を。
そのことを考えに入れると、上記の2匹の昆虫は蜜の香りかなにかに誘引されてやってきて、中毒して死んだのでしょう。
ツツジって、べとべとしていますから、くっついてしまって逃げられなかった、というのもあるでしょうね。
新しいことを学びました。
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コメント
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ツツジの仲間のレンゲツツジなどは有毒植物だそうです。ビックリしました・・。本当に身近な花だったのでショックです。子供の頃は花の蜜を吸ったりして遊んでいたので、我ながら危なかったです。昔外国産の蜂蜜で中毒事故もあったそうですよ。お気をつけくださいね。
投稿: 桔梗 | 2010年4月23日 (金) 07時09分