眠つてよいか
2010.4.11付 「うたをよむ」より
朝日歌壇と俳壇の間に「うたをよむ」というコラムがあります。
4.11付は「春の朝 眠るがごとく」という題で、晋樹 隆彦氏が、竹山広氏の歌について書いておられます。そこに引用されていた歌をご紹介します。
生前最後の歌集『眠つてよいか』に、竹山はこう詠んでいる。
あな欲しと思ふすべてを置きて去るとき近づけり眠つてよいか
桜の咲きはじめた季節、竹山広は静かな眠りについた。
もうよいですか。
よいですね。
わたくしも。
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