白鳥
2010.4.5付 朝日歌壇より
ポシェットのひとつも持たず白鳥は大陸めざし日本海越ゆ:(鳥取県)長谷川和子
高野公彦 評:身に何も帯びず日本海を越える白鳥。思えば簡潔・清浄な生き方である。
私が言葉を付けるとすれば、「潔い・気高い」生き方である、となりますね。
生きるにあたって、他を頼むことなし。
我が力の及ぶ限りを生きるのみ。
ヒトの生き方があまりにゴテゴテで、不潔で下劣になってきたことを、嘆きます。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント