« 花筏 | トップページ | 潮招き »

2010年4月28日 (水)

桃の花

2010.4.26付 朝日俳壇より
桃の花煙のやうな雨降らし:(南相馬市)江井芳朗
 大串章 評:「雨降らし」は巻貝の一種。ふにゃふにゃしている。「煙のやうな」が適切。グロテスクな暗紫色と桃の花の取り合わせもいい。

この評を読んで、私、ちょっとくらくらしているのです。
本当に動物の「アメフラシ」なのですか?
私はこの句を読んで、桃の花が煙雨にかすむ様子ではないかなと思ったのです。
花の散る姿と重ねて。

アメフラシねぇ。とすると、砂浜ではなく、潮間帯のあるような、岩の海岸か。
で、その海岸近くに、桃の花。
いいですけれど、なんだか、イメージが構成しにくい。

あめ‐ふらし【雨降らし】アメフラシ科の腹足類。巻貝の仲間で、退化した貝殻が体内にある。体長20~30センチメートル。暗紫色の地に鮮やかな細かい多数の白色斑紋がある。春、よく磯でみられ、触れると濃紫色の汁を出す。海藻を食う。黄色い卵塊を海索麺(ウミゾウメン)という。うみしか。うみうさぎ。雨虎。海虎。[広辞苑第五版]

う~む~。
やっぱりわからないや。

« 花筏 | トップページ | 潮招き »

崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 桃の花:

« 花筏 | トップページ | 潮招き »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ