スミレ
3月23日
スミレの蕾です。線路の作の下。しゃがみこめばそんなに難しいアングルではないけれど、しゃがむことが苦手だからなぁ。
このスミレ、葉の長いタイプです。つぼみの下に左右に写っているのが葉です。
ちゃんとした種名は私にはわかりません。
3月26日
ほころび始めました。
3月27日
咲きました。
全体としては紫の花ですが、結構白っぽい感じもあります。
左側につきだしているのは「距」と呼ばれる構造ですね。
http://homepage3.nifty.com/oso/plant/sumire.html
このサイトで面白い話を見つけました。
スミレは春には次々と花を咲かしますが、そのうち蕾みらしいものは出るが花が咲かなくなります。それらはやがて果実になり種子を飛ばしてしまいます。これ は開花せずに種子が稔る閉鎖花と呼ばれています。それに対して開花する普通の花を開放花と言います。
ではどうして2種類の花があるのでしょうか。開放花は昆虫を集め他家受粉をする外交配を促進し遺伝的多様性を保つものです。一方閉鎖花は昆虫の有無にか かわらず必ず種子が稔り、花弁なども作らずにすむので花を作るコストも低くてすみます。従ってスミレは2種類の花を作ることによって種子生産の確実性と遺 伝的多様性の確保を同時に可能にしているのです。
これは初耳でした。そうなんだぁ。
両面作戦なんですね。
スミレの実を弾けさせて楽しむことはよくやりましたが。
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