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2010年4月14日 (水)

帰化動物

昨日、カメの話を書いたときに、「カメのきた道」という本から引用しました。
のんびり読書を続けていて、この本は今朝ほど読了しました。
ものすごいことが最後の方に書いてありましたよ。
びっくり、にや、やっぱりなぁ・・・

「カメのきた道 甲羅に秘められた2億年の生命進化」
平山 廉 著、NHKブックス[1095]、日本放送出版協会、2007年10月30日 発行
(太字はかかしによる。)

かつて日本固有のカメ類の多くを滅ぼしてしまったかもしれない人類が、外国から持ち込んで種類を増やしているというのは歴史の皮肉といえるのかもしれない。最悪の帰化動物は、アフリカを飛び出して世界中に拡がった人類であることもまた確かなのである。

考えてみると、われわれ人間もアフリカ原産の動物である。

知力において生物進化の頂点に立ちながら、自然界をひっかき回した挙げ句の果てに、明日の生活にすら不安を感じずにはおれない人間の暮らしぶりを思うと、はたして最後に生き残るのはどちらだろうか。カメにとっては、しょせん恐竜も人間も似たような動物に過ぎないのかもしれない。

人間を脊椎動物・哺乳類の動物としてとらえる、というような視点は私にとって自分自身のものですが、人類はアフリカ原産で、世界中に広がった帰化動物だ、というのは新鮮でしたね。
まったくだ。

「明日の生活にすら不安を感じ・・・」というのは、現在の社会が不況でどうのこうの、という問題を言っているのではありません、おそらく。
種としてのホモ・サピエンスは、どう考えてももうすぐ絶滅する、ということだと理解しました。
今21世紀。果たして人類に22世紀はありますか?
早ければ100年の桁で絶滅に向かうのではないか、1000年後というものはあるのか?
そういう「不安」に、今、人類はさらされていると思っています。

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