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2010年4月20日 (火)

ふらここ

2010.4.19付 朝日俳壇より
ふらここのやうな夫婦となりにけり:(横浜市)黛洋子

なんとなく意味は了解しますが。
きっと、不安定の中の安定。ふらふら頼りないようでいて、ちゃんとおさまりがつく関係、そんなことなのかなぁ、と。

ただ、古い言葉なのでしょうが、「ふらここ」を使うことへの違和感を感じています。
今では俳句の世界のみでの言葉になっていませんか?
閉鎖的な、業界用語と言っては失礼だろうけれど、ある集団の内部でのみ通用する言葉になっているような気がします。
この句を「ぶらんこの」としても、句の味わいは損なわれないように思うのですがいかがなものでしょうか。

そして、「ふらここ」は春の季語、となるともう、受け入れたくないのですね。
夏の勢いの良いブランコだっていいでしょう、秋風に冷えてきた静かなブランコだっていいでしょう、冬に雪をのせて動かぬブランコだっていいでしょう。
植物、動物に季節を「のせる」のはまだしも、こういう人工的なものに季節をのせることには納得できないでいる私です。

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