田舎
2010.4.11付 朝日歌壇より
のほほんとたましひ田舎に置き忘れ抜けがら都会に六十余年:(高槻市)門田照子
高野公彦 評:離郷して都市に住む者の共通の嘆き。
ごめんなさい。自分の生活の根は「田舎」にあり、と六十余年思って生活なさいましたか?
わたくし、実家もふるさともありません。
具体的に、親の住んでいた家は借家でしたし、東京育ちですし。
意志として、今住むここが自分の根、と決意して生きてきました。
どうせ、どこで生き、どこで死んだって、地球上。大差ない。
私の墓標は地球です。
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