春しぐれ
2010.3.8付 朝日俳壇より
どことなくどこかが濡れて春しぐれ:(名張市)山崎美代子
はる‐しぐれ【春時雨】春の、急にぱらぱらと降ってはやむ、にわか雨。<季語:春>[広辞苑第五版]
春ってどこか湿っぽくて、冬の空気がパリパリしそうなのに比べて、しなやかで少し肌につく感じですよね。
東京で具体的にいってしまうと、1月は湿度が30%を切る日が多い。
3月になると湿度は40%を超えてくる。
この「湿度感覚」は春ですね。
女性は肌の湿りぐあいがかわってくることに、敏感にお気づきでしょう。
気温ではなく湿度で春をかんじていらっしゃる。
感覚が伝わってきます。
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