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2010年3月31日 (水)

溲瓶

2010.3.29付 朝日俳壇より
春や曙最晩年の溲瓶かな:(京都市)尾賀和正
 金子兜太 評:春暁悠々と排尿の人に長寿あり。

金子先生「しびん」に凝ってらっしゃいます。

男は全員、前立腺肥大。おしっこ、ちょぼちょぼ。排尿の終わりがわからない。
まだ出てる、ということを視覚的に確認するか、水面をたたく音で確認するのが一番。
そういう意味で、「しびん」はよいのです。

一端、尿を切る動作をしてしまうと、もう再開できない。で、残尿感に悩まされる。
膀胱からの自然落下、自然流出に任せて、最後の最後で一回だけ尿を切る動作をすればよい。
そういう意味でも「しびん」はよいのです。

あやしい評を書いてしまったなぁ。

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