今もやせてる
2010.3.22付 朝日歌壇より
見えぬ目となりし教へ子しみじみと我が肩に触る今もやせてると:(鎌ヶ谷市)久保田鶴子
とりあげたのですが、ひとこともコメントが書けません。
肩に手を置く。
先生の声、背丈、におい、肉づき、骨の感触・・・すべての感覚によって、先生を把握する。
教師というのもつらい職業です。生徒の人生と切り結ぶ。切ないことだ。
我を超えてゆけ、というのが教師の願いです。
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