あて
2010.3.22付 朝日歌壇より
酒のあてにならんと出でし蕗の薹なればその意を酌みてわが摘む:(ひたちなか市)篠原克彦
高野公彦 評:思わず同感する男性が多いだろう。あては酒の肴のこと。
酒好きの論理ですな。酒やめちゃったので、少々身勝手に聞こえなくもないけれど。まあいいや。
ところで、高野氏の「評」は、「註」の性格が強いことが多いですね。
「春告魚」「金糸雀」「あて」と、三首続けて、註を書いて下さった。
それが有難いこともあれば、少々うるさいこともあります。
「評」欄以外に、難しい読みなどの「註」欄を別だてで作ることはできないものでしょうかね。
そうすると安心して読めるのですけれど。
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