野焼
2010.3.29付 朝日歌壇より
ボランティアの人幾人かまじりいて野焼始まる阿蘇に春来る:(阿蘇市)中川實
害虫駆除、ということも言われますが、害虫って何だろう?と思ってしまうかかしです。
カマキリの卵塊が焼かれているのだろうなぁ、などと想像すると、悲しい気がします。
菰巻き、にはあまり意味がないことはすでに分かっていますが、野焼きはなぁ。
草原を維持する、という意味があることはわかるんですけれどね。
放っておくと低木が生え、やがて林などへと「遷移」していくのですけれど。
人命が失われたりもしています。
なんだか、完全に釈然としたわけではありません。
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