九十二歳
2010.3.15付 朝日歌壇より
茄子と葱欠かす事なき妻がいて九十二歳をまだ生きており:(浜松市)太田忠夫
馬場あき子 評:味噌汁のある食卓、葱と茄子をその基本の汁の実として、九十二歳の長寿を保ってきた夫人があり、夫妻のお元気があるのが素晴らしい。
ごめんなさい。歌の作者が九十二歳なのだと思って読んでいました。そういう妻がいればこそ、私は今、九十二歳をいきている、と。
奥様が九十二歳なんですか。
「生きており」の主語が見えていませんでした。
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