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2010年3月10日 (水)

とおきもの

2010.3.8付 朝日歌壇より
はなれてるから美しくはなれてるからなつかしいとおきものたち:(福島市)美原凍子
 高野公彦 評:空間的に、また時間的に遠いものたちを懐かしみ、透き通るような美しい悲しみをうたう。

八木重吉の詩を思い出しました。

みにくいものは
てぢかにみえる
うつくしいものは
はるかにみえる

うつくしいものはかすかだ
うつくしい野のすえも
うつくしいかんがえのすえも
すべてはふっときえてゆく

いつになったら
すこしも 人をにくめなくなるかしら
わたしと ひとびととのあいだが
うつくしくなりきるかしら

「こころのうた」というアンソロジーから引用しました。
昭和43年9月20日3版発行、童心社
です。
大学生の頃ですね。

ひととひとのあいだが
うつくしくなりきることを
ねがっています
そのひはきっとくる

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