エッシャー
2010.3.15付 朝日歌壇より
エッシャーの「滝」を眺めてゐるやうに日曜が過ぎ月曜が来る:(松山市)吉岡健児
佐佐木幸綱 評:落ちるのではなく、のぼっているように見えるエッシャーの滝。どこか居心地の悪い日々である。
ふむ。どこか居心地が悪い、というのは的確ですが・・・
私には「落下感覚」というのがありまして。
落ちても落ちても、どこまで落ちても、また繰り返し落ちていく・・・
木の葉や紙切れが、ふわっと落ちて瞬間上昇し、また落ちて・・・というあれを自分がやっているような気分、それが私の変な「飛翔感覚」なのです。
いっくら落ちても、また戻っている、という「居心地の悪さ」を読み取ってしまいました。
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