ハコベ
3月13日
ハコベでうすよね。コハコベとかミドリハコベとかあるらしいのですが、うまく識別できませんので、ハコベということにします。
花弁は5枚です。切れ込みが深いので、まるで10枚あるように見えます。
オシベが7,8本あるように見えます。
花の奥に液滴があるように見えますが、あれは蜜でしょうか。
小さい花です。タネツケバナとすぐそばで、一瞬、アレッと思ったのですが、花弁の数が決定的に違います。
はこべ【繁縷】ナデシコ科の越年草。山野・路傍に自生。高さ15~50センチメートル、下部は地に臥す。葉は広卵形で柔らか
い。春、白色の小五弁花を開く。鳥餌または食用に供し、利尿剤ともする。春の七草の一。あさしらげ。はこべら。[広辞苑第五版]
漢字はものすごいですね。もう一つ表記があったのですが、表示できませんでした。
いかにもものすごく繁るという感じがします。
「はこべ」のほうはどういう意味なのかなぁ。
http://www.hana300.com/hakobe.html
「季節の花300」によりますと
昔の「はびこりめむら(蔓延芽叢)」が変化して「はこべら」になったという説がある。
また、茎がよくはびこり、種が落ちるとその年のうちに芽が出て繁茂することからともいわれる。
漢字の「繁縷」は漢名。茎の中に目立つ筋(縷(る))があることから。
とありました。「はびこる」なんですか。
島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」にも登場しているそうです。
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ハコベの花、初めて見ました。名前がはびこるからきているとはちょっと驚きです。生命力が強いのですね。子供の頃、ラジオドラマで「紅はこべ」というのを放送していましたが、花は紅ではなく白なのですね。それから女性名のステラがスターのことだというのも分かって、ほんと勉強になりました。春になるとお花の写真も増えて楽しくなりますね!
投稿: 桔梗 | 2010年3月19日 (金) 11時27分