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2010年3月31日 (水)

猫の恋

2010.3.29付 朝日俳壇より
まぼろしのしつぽ追ひかけ猫の恋:(蒲郡市)牧原祐三
 長谷川櫂 評:「まぼろしのしつぽ」とは!人間の恋もこういうところがあるが、猫の恋もやはりこういうものだったか。

評が分からなくって、しばらく考え込んでいました。
「人間の恋もこういうところがあるが」と断定的に言われて、分からなくなってしまって。
「あばたもえくぼ」
恋とは、相手との相互関係というよりもむしろ、自分の側の勝手な思い込みというべきなのでしょう。そう考えて、評をなんとなくわかったような気がしてきました。
だからといって、「猫の恋もやはりこういうものだったか」というのも、わからないなぁ。

健康なオス猫はメス猫からのサインで発情します。発情したオス猫はメス猫の匂いを嗅ぎたがります。
ここかな。
「まぼろしのしつぽ追ひかけ」という行動は。

人間と対比させるのは無理があるよなぁ。

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