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2010年2月 5日 (金)

三寒四温

2010.2.1付 朝日俳壇より
三寒に突き放されてゐる四温:(鳥取市)椋誠一朗

「寒」厳しく、「温」を近寄せず、ということは分かります。

「三寒四温」の本来の意味は、中国北東部や朝鮮半島で厳冬期に7日周期で強弱を繰り返すことにあるようです。
この句が投稿されたのはおそらく日本の厳冬期ですから、本来の意味にはあっていると思われます。ただ、日本の厳冬期は、シベリア高気圧が圧倒的であまり周期的な変化をしません。
その圧倒的なシベリア高気圧の勢力にかげりがでてきて、西から東へ低気圧が移動性となって走っていくようになると、日本の天気が三寒四温的になります。
ですから、日本に生活するものとしては、三寒四温はむしろ春に向かう過程の生活感覚ではないでしょうか。

日本的な情緒になってしまうのかもしれませんが、三寒四温は春への過渡期に適した言葉のように思います。

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