里芋
2010.2.15付 朝日俳壇より
里芋といふ極上の土食らふ:(養父市)足立威宏
金子兜太 評:まさに「極上の土」の味なのだ、と里芋の大好きな私は膝を打った。<農>の深さということも思う。
里芋に「つちくささ」を感じて、少々苦手にしている私も膝を打ちました。
そうか、あれを「土食らふ」と表現するのか、と、全くもって納得です。
海の魚なら、生臭さなど全く感じない私。「臭みを消す」とかいって、ショウガを用いるなど、素材に対して失礼だ、素材の味を味わいなさい、という私。
でも実は、川魚のアユの苔臭さがちょっぴり苦手。
得手不得手。いろいろあります。
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