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2010年2月18日 (木)

被爆楠

2010.2.15付 朝日俳壇より
被爆楠触れたる幹の暖かし:(長崎市)濱口星火 {稲畑汀子 選}
寒禽は被爆の楠に塒(ねぐら)持ち:(長崎市)濱口星火 {金子兜太 選}

被爆楠は、あたたかい、のですね。人の手のひらにも、にわとりにも。

私の家のそばのオニグルミの木は、夏も冬も、触るとびくっとするくらいに冷たいです。
他の木にはあまりそういう経験がありません。

ひょっとして、被爆楠が与えてくれる「ぬくもり」とは、心へのぬくもりであり、鳥への風よけ、霜よけのぬくもり、でしょうか。

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