こだま
2010.1.25付 朝日歌壇より
駅毎にこだまはぶすっと道譲りバァンと叩かれ車体を揺する:(高松市)木内邦治
昔は体力あって、東京-大阪間を立ったまま乗って移動したこともしばしば。
体力はあっても金がないから、こだまもよく使いましたね。
「バァンと叩かれ」というのは何も言うことはないと思いますが、通過する列車から及ぼされる風圧ですね。あれ、ものすごいです。
ああいう風圧が、トンネルに入るときに生じると、トンネルの出口付近で、耳には聞こえない低周波音になって、住民の方に健康被害が出ます。
乗用車を運転していて、傍らをダンプやタンクローリーなどの大型車が通過すると、風圧で車体があおられますね。
たかが空気なんですが、されど空気なのでした。
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