賀状
2010.1.18付 朝日俳壇より
束をとき先づは点字の賀状より:(都留市)長田美智子
長田さんは俳壇にも歌壇にも登場しておられます。自由に詩形を使い分けコントロールできるなんて、すごいことだと思います。
失明し四十年となりし今夕焼け空の色も薄れる:(都留市)長田美智子
佐佐木幸綱 評:四十年前に見た夕焼け空の色の記憶。私などには想像もできない貴重な記憶なのである。
こういう短歌もありました。
長い年月の中で積み重ねられた交友が、年賀状という形になります。
賀状の束を、点字、点字じゃない、と分けながら、点字の賀状はすぐ読める。ああの方か、と。
点字ではない方は読みあげてもらうのでしょうか?
なにか、普通の字を読みあげてくれるいい方法はないものかなぁ。
スキャナーが読みあげてくれたら便利なのにね。
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