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2010年1月12日 (火)

(また)二十四節気

2010年1月 4日 (月)付で「二十四節気」という記事を書きました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-c386.html
ここでは、各節気の長さを単純に「日」単位で求めた表をお目にかけました。
その後、そうだ理科年表には時分で書いてあるんだったっけ、と思い出し、ちゃんと求めてみようと思い立ちました。
24sekki_table
これがその表です。
ちょっと注意がいるのは
小寒の右端の「14.72361」は2009年の冬至からの長さです。
そうして、大寒の右端の「14.72152778」というのは、2010年1月5日の小寒から1月20日の大寒までの長さです。
このように、前の節気からの長さが書きこまれています。
表で引き算が簡単にできるように、日・時・分を、時は24で割り、分は1440で割って、「日」単位にして計算しました。もし復元したければ、小数点以下の端数を24倍すれば整数部分に「時」が出てきます。その小数点以下の端数に60をかければ、整数部分に「分」が出てきます。
 さて、この表をつくってから、これをグラフにしてみました。びっくり!しました。
24sekki
こうなんです。
このグラフを見る時も注意してください。
横軸の節気の名前の上にグラフの点がきますが、これは前の節気からその節気までの長さです。
こう見事な曲線になるとは思っていなかった。
夏至から小暑までが一番長くっていますね。小寒から大寒まであたりが一番短い。
ということは、地球は、夏至の頃に太陽から一番遠く、小寒のあたりで一番太陽に近い、ということです。
地球の描く楕円軌道で、太陽から遠い時が公転速度が遅く、近い時は公転速度が速い、ということなのです。
やってみるものですねぇ、びっくりしました。

ウィキペディアから引用します。(太字は筆者による)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83

・・・
地球の赤道面は、公転面に対して23度26分傾いている。この傾きは自転軸の傾きでもある。季節変化の主な要因として軌道離心率と自転軸の傾きが考えられるが、地球の場合、自転軸の傾きが効いている。軌道離心率が0.0167ということは、太陽に最も接近したとき(近日点通過)と太陽から最も遠ざかったとき(遠日点通過)で、太陽約3個分距離が違うことを意味している(0.01天文単位が太陽直径程度である)。光量に直すと約7%の変動ということになるが、これよりも自転軸の傾斜を原因とする太陽高度の変化(光が差し込む角度)と日照時間が効くのである。太陽に最も接近するのは1月2日前後、最も離れるのは7月2日前後である。離心率や自転軸の傾斜は、木星などの引力の影響により数万年周期で変動している(ミランコビッチ・サイクルを参照)。
・・・

やっぱりねぇ。
直観には反するかもしれませんね。でも、これが真実。
天文を専門にする方には当たり前の話だったのかもしれませんが、私は知りませんでした。二十四節気から始めて、論理を追って行ったらこうなった。こういう面白さが理科の楽しみなんですね。

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