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2010年1月20日 (水)

君なき冬

2010.1.18付 朝日歌壇より
新湯(さらゆ)にして仕舞の湯なり柚子いくつ浮かべて浸る君なき冬を:(福岡市)宮原ますみ
牛蒡そぐわれのそびらにそつと来て「鳥が来てるぞ」と言ふてはくれぬか:(福岡市)宮原ますみ

リハビリ中でいらっしゃいます。そして、伴侶を亡くされました。
「不在」というものが、欠如として表れるというよりも、身のそばに「不在が実在する」という感じで迫ってくるのではないでしょうか。

最初の歌は高野公彦氏の選、二番目の歌は永田和宏氏の選。
こういう場合、編集者の方で何らかの形で、同じ作者の異なる歌が選ばれている、ということを知らせる方法があると、読者により深い鑑賞を提供できるのではないか、と考えるものです。

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