ウラギンシジミ
ふと、飛ぶもの、が視界をよぎりました。
チョウだ!とは、すぐに認識できましたが、なにチョウかはわからない。
10mくらい先で動きがとまりましたので、しのび足で近づいていくと・・・
電車の線路の柵のすぐ内側、側溝の蓋の上に降りて陽を浴びていました。
ウラギンシジミです。
影の具合から見れば、背中に陽を浴びているのがわかります。
この模様は多分メスですね。
ここ、東京の南部でも、成虫のまま越冬できるようです。
しばらく見ていたら、電車の影がよぎり、電車の走行の風圧もあって居心地が悪いのでしょう、飛び去って行きました。どこか、暖かい場所でじっと冬を越すのでしょう。
このあたりではもう、最低気温が氷点下になることはめったにありません。
昆虫の体のサイズでは温度が氷点下になっても水が凍らない「過冷却」という現象が起きやすいので、このあたりでこのチョウの体が凍ることはまずないはずです。
生き延びてくださいね。
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント