おみやげ
前の記事では自己紹介で話したことの概要をご覧いただきました。
実は、生徒には「おみやげ」を用意していったのです。
現役時代から、私、「おみやげ」の多い教師でした。折角授業をやるんだから、生徒には手にいっぱいのおみやげを持たせてあげたくてね。
折角ですから、このブログを読んで下さる方々にも、おすそ分けします。
今回は「詩・詞」です。前の記事ほど長くないので、このままここに表示しますので、どうぞ、味わってみてください。
◆今日、君たちとの出会いに、おみやげを持ってきました。
朗読します。読みながら聞いてください。
いい人にあえるといいね
いいところにいけるといいね
いいものにふれられるといいね
いいことができたらいいね
いいまいにちだといいね
いい人を好きでいたいね
いい人に好きと言われたいね
いい人にあえるといいね
いいひとたちと生きられたらいいね
ほんとに
そう思うよ
作者不詳
(朝日新聞1994.1.30付。「せんせい」という連載に掲載されていました)
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カレンダーも時計も
人間のものさし
生命あるものは
それぞれの時空をもっている
焦ることはない
自分の歩幅で歩めばいい
ALSの中林 基さんのことば
{1年を12カ月に切り、1日を24時間に切り・・・というのは人間が勝手にやっていることです。植物も、虫も、鳥も・・・みんなそんな「区切り」には縛られません。実は、私たち自身も自分のペースで歩めばいいのです。ゆっくり、ゆっくり、いそぐことなんてありません。}
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ねがい
からっぽの手は寂しい
手は きっと
つなぎあいたいのだ
そして心は
つなぎあう沢山の手を
想像したいのだ
工藤直子
{今日、私のこの手は、君たちみんなの手とつなぎあえたのかもしれません。であいを大切にしようね。}
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