クロヒラタアブの産卵
12月25日、昼。
ゼニアオイの花のそばでぼんやりしていました。
そこへ、クロヒラタアブが飛んできて、ホバリングを繰り返し、花に頭を突っ込みます。
蜜を舐めているのかな、と眺めていると、なんだか様子が違う。
蜜を舐めるのなら自分の頭を花の中心部へ向けて入っていくはず。
なのに、頭が外向き。蜜のある場所に口を持っていっていない。なんだ?
ひょっとして、産卵行動を見ているのかな?
で、邪魔しないようにしばらく待っていると、飛び去りましたので、覚えておいた花に接近。
花の中にはアブラムシがいっぱいいます。
中央の大きなアブラムシの腹部の先の方に白いもの!
これクロヒラタアブの卵でしょう。
ほら。
少し細長めですけれど、鶏卵によく似た形です。
アブラムシたちの間に産みつけてある!
どのくらいで孵化するのか知りませんが、孵化したての幼虫の餌を確保しようということですね。
さすが、アブのお母さんの知恵。
アブラムシの方は、敵の卵なんですが気づいた風もありません。
孵化した幼虫が見られるかどうか分かりませんが、忘れないように花を見ることにしましょう。
また新しいものを虫さんに見せてもらってしまった。しあわせだなぁ。
ありがとう。
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