冬の蝶
2009.12.21付 朝日俳壇より
里山に孫放ちやり冬の蝶:(恵那市)可知あきを
そうそれでいいのです。
蝶を飼育するのは難しい。
蝶の生きる力に任せて、蝶自身に生きてもらうのが一番よいのです。
虫を飼育するとはいっても、できることは環境や食べ物を用意するだけなんです。
生きるのは虫たち。
人のちからで生かしてやるわけではありません。
人の力を超えるときは、自然の力に任せるのがよいのです。
きっと、また来てくれますよ。
すべての蝶と関わりを持った気持になります。
それが命を大切にするということでしょう。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント