アリグモ
最初、てっきりアリだと思いました。
それにしてはあまり動かないな、とは思いました。アリはせわしなく歩きまわっていることが多いですからね。よく見ると、口に何か緑色のものがくっついている。まさか、アブラムシを世話しに来て、空腹のあまりアブラムシを食べてるんじゃないだろうな、と、実際思ったのです。
完全にだまされましたね。
アリグモでした。顔を認識すれば間違えることはない。
アブラムシを捕食しているところでした。
もう一回、真横からきれいに撮れた写真をどうぞ。
まったくもう、これはアリですねぇ。
触覚までみごとに擬態しているものなぁ。
実は、この2,3枚目の写真を、A4の用紙にプリントアウトして、小学校へ持っていったのです。
まず、先生方がびっくり。これがクモですかあ、と。
希少種ではないのか、とも聞かれました。
いえいえ、見え始めると結構あちこちで見かけられるようになりますよ。
普通種です。と。
子どもたちがこのクモを認識したら、視線が低い分、きっとあちこちで見えるようになると思います、と、お渡ししました。
翌日行ってみると、職員室の前に掲示されておりました。嬉しいことです。
気づかなかったものが見えるようになるというのは実に楽しいことですから。
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