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2009年12月23日 (水)

サンタさん

1213santaweakとあるスーパーでカートを押しながらとぼとぼ・・・。
ふと足元に、こんなものが。
通り過ぎてから、なんだあ?と戻ってみました。
パッと見「SANTA WEAK」に見えたのです。

SANTA WEEKの間違い?弱気なサンタさんの書き間違い?・・・?

携帯している振りして、写真を取ってきました。
1213santawear
よく見れば、SANTA WEAR でした。
とんだ早とちりでした。

でもなぁ。「R」の上の部分が(あまり)丸くないんだもんなぁ。
「K」に見えません?

4点セットです。

さて、これを買って準備しているお父さんもいるんだろうなぁ。
夫婦の愛ですね。

有名なお話ですが、心をあたためる「灯」をどうぞ。

    

サンタクロース(毎日新聞 2009年12月13日)
 <きしゃさま あたしは八つです。あたしの友だちに、「サンタクロースなんていないんだ」っていっている子がいます>。1897年、ニューヨークの新聞社に、バージニアと名乗る女の子から一通の手紙が届いた。<おしえてください。サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?>。幼い文字で、問いかけていた。
 手紙を読んだ編集長は、一人の記者を呼んでもちかけた。「社説に、返事を書いてみないか」。後に、この社説は全米で話題となり、世代を超えて語り継がれた。日本でも1977年に、「サンタクロースっているんでしょうか?」という邦題で、すてきな挿絵が付いた絵本になった。
 編集長が残した回想録によれば、記者は「人間生活のあらゆる面について、深い洞察力とするどい感受性をそなえた人物」だった。
 片や、バージニアは成長して教職に就き、病院で長く入院生活を送る子供たちのための学校の副校長まで務め上げた。そして、1971年に彼女が81歳で亡くなった時には、米国の新聞社は<サンタの友だちバージニア>という見出しで、追悼文をささげた。
 09年師走。書店の絵本コーナーでこの本に出会う。
 <バージニア。サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。この世の中に、愛や人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです
 112年前の新聞の社説に掲載された思いは、映像があふれかえる今も、みずみずしい感動を伴って、読む者の心にぬくもりをともしてくれる。確かに、本当に大切なものは、視覚で感じるものではない、ということを。

◆追加:そういえば朝日新聞にも同じ記事がありました。
12月19日付「風」というコラムです。

「風」ニューヨーク:「サンタはいる」答えた新聞:立野純二
 19世紀末、ニューヨークに住む8歳の少女が地元の新聞社に1通の手紙を送った。
 「友だちがサンタクロースなんていないと言います。本当のことを教えてください。サンタはいるんでしょうか」
 それを受け取った「ニューヨーク・サン」紙の編集局は本物の社説で答えた。
 「サンタはいるよ。愛や思いやりの心があるようにちゃんといる」「サンタがいなかったら、子どもらしい心も、詩を楽しむ心も、人を好きになる心もなくなってしまう」「真実は子どもにも大人の目にも見えないものなんだよ」
 少女の名前は、バージニア・オハンロン。のちに教師に成長し、学校の校長先生になって、1971年に亡くなるまで、恵まれない子どもたちの救済に尽くした。
 彼女の名を冠した奨学金制度が今月、ニューヨークのアッパーウエスト地区にある小さな私立学校にできた。貧しい家庭の優秀な子に授業料を支援するという。その校舎は、バージニアがかつて住み手紙をしたためた、れんが造りの4階建ての家にあった。
 校長のジャネット・ロッターさん(53)は「何かの運命と思った」と私に静かに語った。71年設立の同校は、不動産高騰が続く市内で入居先を転々とし、現在地近くに22年前に移った。その後、バージニアの物語を初めて本で読んだ。彼女の手紙に記された住所から、その場所が学校の向かいの廃屋だと気づいた。
 学校の支援者らと息長く資金を集め、外壁だけを保存して再建し、07年に入居した。近代的な校内に往時の面影はない。だが、ここで学ぶ110人の児童の心には「目には見えずとも大切なもの」が生き続けていると校長は言う。
 「デパートで会ったサンタのひげをひっぱったら、取れちゃった。でも、サンタはいないとは思わない。クリスマスになると、わくわくするのはサンタのおかげ。見えなくても、わたしの胸の中にちゃんといる」。作文の授業で、10歳の少女はそうつづった。
 米ジャーナリズム史上最も有名な社説と呼ばれる、バージニアへの返信を掲載したサン紙は半世紀前に消えた。同じ名前と精神を看板に02年に設立された新聞社も、経済危機のあおりで昨年解散した。
 少女の心の扉を開き、百年の時を超えて人々の想像力のともしびを燃やし続ける一編の記事を生み出す力が今、私たちの新聞にあるだろうか。
 「時代が違いますからねえ」。校長は熟考してから、言った。「メールや携帯電話は広まったけれど、人間らしい対話は乏しいような気がします」
 サンタはいる。そう書ける新聞でありたい、と思う。

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