コダカラソウ
コダカラソウに花芽がつきました。
初めてです。
写真のような状態が3つ。
以前、フチベニベンケイの花をご紹介しました。とってもスローペースな展開でしたが、コダカラソウの場合はどうなるのでしょう?楽しみにしています。
フチベニベンケイもコダカラソウも(セイロンベンケイソウも)、みなベンケイソウ科です。
生物的にはCAM(Crassulacean Acid Metabolism)植物といって、水の少ない砂漠のような環境で光合成をおこなえるように適応しています。
暑い昼間に気孔を開いて二酸化炭素を取り込もうとすると、気孔から水分が逃げてしまいますので不都合です。
そこで、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を取り込み、これを有機酸にして保存しておきます。日中には気孔は開かず、有機酸から二酸化炭素を取り出して光合成に使うのです。すぐれてますね。
それはまぁ、それとして。
このコダカラソウを頂いてきて何年たつかな。やっと花が見られるようです。嬉しいな。
そうそう、全体像はこんな感じです。
園芸用のコテのような葉が、十字対生についています。
そのてっぺんに今、花芽がついているわけです。
これからずっと、見守り続けて、時々ご報告します。
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