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2009年11月 4日 (水)

モンパル2日目(午前の部)

10月31日、土曜日はあたたかく、お出かけ日和。午前、午後、1回ずつモンパルで外出してみました。

◆家の付近の狭い道から、広い道へ出たとたん、おばあちゃんとお孫さん二人の三人連れが道の向こうに。大きい方の3、4歳の男の子が、モンパルに乗った私を見て、目をまん丸くして立ち止まってしまいました。
「電動車いす」というものが彼の概念枠になかったのですね。自動車でもない、自転車でもない、三輪車でもない、「アレはなんだ?!」だったようです。思わず手を振ってしまいました。きっと、おばあちゃんが説明してくれたことでしょう。
人の子の認識能力というものは全くすごいものです。猫を見て「にゃあにゃ、よ」とお母さんに教わる。次に猫と出会えば、すぐにゃあにゃ、という。お母さんが、そうね、にゃあにゃね、と言えば概念枠が強くなります。で、犬に出会ってしまった。にゃあにゃ、といってみると、お母さんは「あれはわんわん」と教えてくれる。これで概念枠がすぐ拡張されます。犬と猫の違いを言葉で詳しく説明してみてくれませんか?きっと、大人でも戸惑うでしょう、でも、見ればすぐわかる。不思議ですね。
個々のものをいちいち全部個別に覚えるのではなく、認識の概念枠を自分で形成しながら子は成長していきます。子が何か話しかけたら必ず応対してあげてくださいね。携帯なんかに夢中にならずに。会話を通して、子は猛烈な勢いで世界の認識を広げているのですから。

さて、あの子は電動車いすという概念を獲得してくれたかな。

◆私たち家族がここで生活するようになって30年くらいでしょうか。私は余り歩けないし、車での移動がほとんどでしたので、「地元」を知りません。子らは、ここの小学校・中学校を出ていますから、地元の地理には詳しい。妻も子と一緒に歩きまわっていますので詳しい。
◆そこで、まず話に聞く「どんぐり山」へ行ってみようということにしました。公園の正式な名前はあるのですが、通称「どんぐり山」。
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小さな山です。梅の木がいっぱいあって、季節にはきっとものすごくきれいでしょう。
今回行ってみたら、ツワブキの花がいっぱい咲いていました。
まったくうっかりしておりましたが、これはキク科ですね。
じっくりみていて気づいて、虚をつかれた気分。
1031tuwabuki2
陽射しが強くて非常に明るかったので、Z3という機種でフラッシュなしでホソヒラタアブのホバリングが何とか写りました。
アブってフォトジェニックな昆虫ですね。非常に写りがよい。フレンドリーなやつです。

◆山を下りて六郷用水跡の散歩道を、私が歩いたことのない方へ行ってみましたら。
1031kosinto1
庚申塔がありました。これを見て、納得。
この遊歩道沿いの密蔵院にも庚申堂があり、環八向こうの白山神社の中に庚申堂があります。どれだったかは忘れましたが、二つを合わせたものがあるそうですので、これで四つ。この地区の東西南北に配置されていたのですね。

1031kosinto2

青面金剛ですね。手が6本。

いかにも現役、ONの庚申塔です。
花が供えてあり、おりんまであります。

1031kosinto3

解説をお読みください。

ONの庚申塔なのですがちょっぴり悲しいこともありました。

賽銭箱に「監視カメラ作動中」とあって
1031kosinto4 屋根に太陽電池パネルが取り付けてありました。カメラの電源でしょう。
ところが、太陽電池からのコードは断ち切られておりました。
賽銭箱には鍵。
賽銭を盗む「ばちあたりもの」がいるということですね。
何がかなしいといって、心がすさんでしまうことほどかなしいことはないでしょう。

◆帰り道。
1031rose バラの実がいっぱいなっていました。

バラの種をまいた経験はありません。
挑戦してみようかな。
「ひとのこと」よりやっぱり「しょくぶつ」や「どうぶつ」のほうが深みがあってたのしいなぁ。

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