ジョロウグモ
画面いっぱいに写っているのがメス。
メスの腹側の網を挟んだ位置にいるのがオス。
まるっきり体の大きさが違います。オスは体長1cmちょっとでしょう。
オスは交尾目的に現れたのですが、まだ時期ではないのかもしれません。
というのは、「クモ学」という本によりますと、メスの最終脱皮の直後に交尾する層です。
このオスはずっとここにいます。おそらく餌と間違えられてしまう危険を冒して、交尾の機会を狙っているのでしょう。
時々、オスは位置を変えています。
この移動による網の振動をメスは捉えていないのでしょうか。
それとも、餌の振動とは異なる「風による振動」のような歩き方ができるのでしょうか。
餌の振動を検知すると、メスはすごい勢いで襲いかかります。
オスが少しメスに近寄りましたね。
でも、メスは気づいていないようです。
無事、交尾に至れますように。
メスが張っている網は立体的な奥行きがありますので、マクロレンズを使うのですが、接近できないのです。
で、こんな写真になりました。
姿形はジョロウグモですが、小さい。
こんなに差があるとは、実は知りませんでした。
行く末を見守りたいと思います。
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