カメムシの脱け殻
玄関前に落ちていました。
一瞬、死骸かと思ったのですが、違います。脱け殻です。
壊さないように拾い上げて手のひらの上で撮影。
翅の脱け後もありますので、おそらく終齢のカメムシの脱皮だったのではないでしょうか。
カメムシの種までは私には分かりません。
一番可能性の高いのは、一番ポピュラーなクサギカメムシですが、確定はできません。ブチヒゲカメムシかもしれないし。
白い糸のように見えるのは体表面から体内へ入りこんで行く気管だそうです。体内にあっても、気管の表面は体の表面です。
さらによく見ると 細い針のような口吻と、それを支え包む鞘と、ちゃんと抜けています。
さらに、針のような口吻もおそらく2本あるようです。それを1本に合わせて筒状にするのでしょう。口吻も鞘も、その由来は「左右一対の顎」ですから、2本セットなんですね。
チョウも脱皮直後に2本にわかれたゼンマイ状の口吻を1本に合わせるんですよ。これは見たことがあります。
いや、面白いものを見せてもらいました。
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